「君はこんなに、全く完全な存在なんじやないか!君はとても早いスピ-ドで
振動して、ボクが君のこと眩しくて見詰められないほど
明るく眩しい「光」を生み出している存在なんじやないか!
なのに、どうして君の振動を遅くして「光」を暗くしてくれようとしているの?
「簡単なことよ」 親切な魂はいいました。
「わたしがそうするのはね、貴方を愛しているからよ」
小さな魂はその答えにびつくりしたようでした。
「そんなに驚かないで」親切な魂はいいました。
「貴方も私に同じことしてくれたのよ。 「忘れちゃった?」
そうよ。私達ダンスしてきたの 貴方と私、何回もね
何十億年もの時間を通して、本当に沢山の時間を超えて
沢山の場所で、私達はいつも一緒に遊んできたの--
貴方はただ、忘れちゃっているのよ」
「私達両方がね「存在のあらゆる全て」だったの---
上であり、下であり、右であり、左だったの
ココであり、ソコであり、今であり、あの時だったの
それから男であり、女であり、いい人であり、悪い人てあって
私達どちらもが、被害者であり、加害者でもあったの
こんな風にね。私達はいつも一緒だつたの--貴方と私!何回も。
そして、それぞれがね、もう一人に「本当の自分の姿」を
「表現」して「経験」出来るような、まさにそれにピッタリな完全な
機会をもたらして上げてきたの--
「だからネ」 今度は私が貴方の人生に入っていって「悪者」になって上げる
何か本当に酷いことをしてあげる---
そうしたら、貴方は「許す人」を経験出来るのよ。
「でも何をしてくれるの?」 小さい魂は尋ねました。ちょっと心配になつたのです。
「そうねぇ・・・」親切な魂は瞬きしながら答えました。
「何か、考えてみましょう・・・そして真剣な表情になり静かにこう言ったのです。
「一つだけいいかなぁ・・・・?」
「なあにっ?」
「私はね、私の振動を遅くして、このあんまり良くないことをするために
とっても重くならなければならないの---私ね
ぜんぜん自分と違うものにならなきゃならないの、それでね
そのお返しに、貴方に一つだけ頼みたいことがあるの」
「うんっ!何でもする!何でもする!」
小さい魂はそう叫ぶと、跳ね回りながら歌いはじめました。
「ボクは許す人になる! 許す人になる!」
見ると、新切な魂はまだずっと、とても静かなままでした。
「それはなあに?」 小さい魂は尋ねました。
「ボクは君に何が出来るの?ボクのためにそんな事をしてくれる
君は本当に天使みたいだ!」
続く