2007年12月17日

小さな魂と太陽その2

小さな魂と太陽その2



たった一つのものしかないんだよ。
何のことですか。
それはね、光でないものなど何もないんだ。でも君も知っているように
君でないものなど造らなかったのだ。
だから君が本当の自分として自分自身のことを経験するということは
簡単なではないんだよ。と いうのはね「君でないもの」など何もないんだから--
え-!
小さい魂は少し驚いていいました。何だかちょっとどういうことなのかが
解らなかったのです。
このように考えてごらん 神様はいいました。
君は「大いなる太陽」の中にいるロウソクのようなものなんだ。
そうさ 君はそこで素晴らしく輝いているんだよ。 そして他の何百万いや何億の
ロウソクたちと一緒に「大いなる太陽」を創り上げているのだよ。
そしてもし君が居なくなってしまうとソノ太陽は「大いなる太陽」では
いられなくなってしまうんだ。 実際それは自分を輝かせてくれていた
ロウソクの一つがなくなってしまった太陽なんだ。---
そうなると、それは最早「大いなる太陽」ではなくなってしまうのだ。
というのはね。 その太陽はもう前と同じように明るく輝くことが
出来なくなってしまうからさ。
でも君が光の真ん中に居ながら光として自分を知りたいとしたら---
ソコが問題だね。
「待ってよ!」小さい魂は思わず身をのりだすとワクワクしてたまらない
気持ちを抑えながら目を輝かせて言いました。
「あなたは神様でしよう?何か考えてくださいよ!」
神様はまたニツコリしと微笑みました。
「もう考えてあるのだよ。」神様はいいました。
君が光の中に居る時には光である自分が見えないんだよ
だから君を闇で囲んであげよう。

    
                          続く


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Posted by 今日がスタート at 09:23│Comments(2)独り言
この記事へのコメント
女将さん こんばんは

ようやく 今 少し 自分の時間が 出来ました


"君が 本当の自分として 自分自身の事を 経験するという事は 簡単な事では無い"

"君が光の中に居る時には 光である 自分が 見えないんだ だから 君を 闇で囲んで・・・・ "

人それぞれ 感ずる箇所が 違うのでしょうけれど 心の 奥底から じぃ-----んと 来て 今回は "ボク"に 自然と エールを 送る 自分が いました


こんな事では いけない さぁ--- 今は 明日の為に 充電致します
続きを 楽しみにして・・・・・・ (寝る前には 出来るだけ ポジティブを イメージした方が 良いのですよね・・・)
Posted by 百合の花(人生はなまる) at 2007年12月17日 23:41
百合の花さん

私本当に嬉しいです。こんな個人的に偏っている好きな童話を、共に読んでくださる方がいるなんて----
どんな本でも、詩でも、それぞれ感動する箇所が違うのが素晴らしいですよね。

続き載せますから、読んでくださいね。
ありがとうございます。

貴女はもう私なんかより遥かに
行いの面で、師匠級です。
Posted by 山の辺 at 2007年12月18日 08:49
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    コメント(2)